『中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢 (中公新書) 』(鈴木由美 (著) 中央公論新社 (2021/7/25)) 中先代(なかせんだい)とは、北条高時の遺児・北条時行の別名である。滅んだはずの北条氏の生き残りであり・・・
140字「超」の経営学(アーカイブ)
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評⑥
『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書) 』(亀田俊和 (著) 中央公論新社 (2017/7/25)) 鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての足利兄弟の骨肉の争いを描いた1冊。『鎌倉殿の1・・・
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評⑤
『中世史講義 ──院政期から戦国時代まで (ちくま新書) 』(高橋典幸 (著, 編集), 五味文彦 (著, 編集) 筑摩書房 (2019/1/10)) これも比較的新しい入門書。複数の専門家(いずれも第一人者といってよ・・・
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評④
『北条義時 鎌倉殿を補佐した二代目執権 (中公新書) 』(岩田慎平 (著) 中央公論新社 (2021/12/25))ドラマの放映とは関係なく書かれた一冊だというが、だとすればたへんタイムリーなタイトルだったと思う。ただ・・・
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評③
『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱 (中公新書) 』(坂井孝一(著) 中央公論新社 (2018/12/25)) 大河ドラマで歴史考証を務められた坂井先生による日本中世史の入門書。大変読みやすいし、大河ドラマの世界観・・・
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評②
『院政 増補版 もうひとつの天皇制 (中公新書) 』(美川圭 (著) 中央公論新社 (2021/4/25)) 日本中世史の幕開けは、現在では鎌倉幕府成立ではなく、院政のスタートとする学説が一般的だという。平安時代という・・・
鎌倉時代を知るためのオススメ新書のついての書評①
昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。本当に面白かった。マイナーな時代である日本中世史にスポットを当て、多くの日本人が知らない鎌倉幕府の源氏将軍時代以降を描いた秀作であった。 ドラマの進行に合わせ、昨年は鎌倉幕府関連・・・
『これからの経営者の条件(HBR 2022年11月号)』を読んで
友人のすすめで早速読んでみました。 読後の感想…一言で申し上げれば、非常におもしろかったです! p.42 共同CEO体制を成功させる方法p.50 経営者にふさわしくない人材の見極め方 は、特に刺激を受けた論文ですね。おも・・・
『恐れのない組織』で提唱される「失敗の3形態」
安倍首相銃撃・暗殺という衝撃的なニュースから10日あまりが経過した。 犯人は現行犯逮捕されたものの、その後、世論・マスコミ・警察では、各々 「真の犯人探し」 にやっきになっている感がある。 「SPは責務を果たしたのか?」・・・
『問いの作法』と『問いのデザイン』はコミュニケーションの原則論のテキストとしても価値あり
最近あまりビジネス書を読まなくなってしまったが、 『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』 と 『問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション』 の2冊は、大いに感銘を受けた良書であった。この2冊は、それ・・・