本年度4月に中小企業診断士に登録された皆様。
Facebookを通じ、ぼちぼち、お手元に登録証が届いていることを知りました。
改めてお祝い申し上げます。
本当におめでとうございます。
中小企業診断士として、どうか、よいスタートを切ってください。スタート・ダッシュ・キャンペーンをはって、「どおおおん」と一気に前進してください。

思い起こせば15年前。
私は、現在の実務補習・実務従事に該当する15日間の3次実習中に、気管支炎を拗らせ、同期の中では大きく出遅れてしまいました。よいスタートを切ることはできませんでした。

恩師に誘われていた1次試験対策の母校であった日本マンパワー主催の講師養成講座にも申し込めず、寝たり起きたりの状態。なんとか、会社は休まず通っていましたが、咳がひどくてずいぶん苦労いたしました。

そんなとき、2次試験対策でちょっとだけ通ったTBCに電話し、まだ、面識のなかった木下社長に事情を話し、特例で、TBC主催のインストラクター養成講座に、途中参加させていただきました(もっとも、料金は全額払いでした。そのへんはしっかりしていましたね笑)。

現在では、㈱TBCに代わって、私たち㈱経営教育総合研究所が、インストラクター養成講座の後継講座(新人中小企業診断士向けのスタートアップセミナー)を開催しています。主に山口が担当。利害関係者の私が申し上げても信じてもらえないかもしれませんが、山口の講座は本当におもしろいですよ。あっという間に時間がすぎていく3時間です。
興味のある方は、門を叩いてみてください。まず、損はさせません。

「竹永さんっておっしゃるんですか。途中参加の方ですよね」

一字一句いっしょだったかどうかまでは覚えていませんが、セミナールームにぽつんと座っていた私に声をかけてくれたのが、現在の㈱経営教育総合研究所・代表取締役社長の山口です。彼は生粋のTBC卒業生。私と違って、知り合いも多く、いろいろな方を紹介していただきました。

あれから15年。あっという間のコンサルタント生活でした。

しかし。
もし、15年前に、気管支炎を患わずに、予定通り、日本マンパワーに通っていたら…私の人生はどうなっていたのでしょうか。
この数週間、Facebookで再会を果たした中小企業診断士の先輩・後輩の皆様との出会いもなかった可能性が大です。過去に担任を務めた診断士講座…東京での竹永塾も大阪での竹永塾も、存在しなかったことになります。

木下・山口両氏に感謝するのはもちろんですが、さかのぼると、気管支炎への感謝を忘れてはならなかったということになります。
まったくもって、「人間万事塞翁が丙午」ですなあ(あ、私の生まれ年は、「丙午(ひのえうま)」なのです)。

追伸
登録された皆様。ご迷惑でなければ、是非、メールでもFacebookでも、リクエストくださいませ。お待ちしておりますm(_ _)m

takenaga@eiseikanri.biz 竹永 亮