5月9日の夕方から突然のめまい。
寝ても覚めても収まらず、いよいよもってこれはまずい病かな…などと不安を感じておりましたが、仕事に穴をあけるわけにもいかず、原稿の納期も伸ばすわけにはいかず…
コーヒーカップから降りたばかりのような状態がほぼ5日間続き、我慢も限界へ。
すわって、パソコンに文字を打ったりするのはさほど問題なかったのですが(したがって、FacebookやらMailはさほど苦労しなかった)、立ち上がった瞬間に別世界…ぐるぐる、ふわふわ、宇宙空間に放り出されたかのような奇妙なめまいが襲います。
昨日の講義中に、
「これは病院に行かないとだめだな」
自然治癒を諦め、会社を早めに出て、友人の医師に診察を依頼。
彼は元ハーバード大学の心臓外科医。現在は戸田で開業中(戸田市 戸田の杜クリニック 大内浩院長)。
待合室でぐったりしている私を発見し、 院長先生自ら、
「ありゃま。めずらしい。どったの?」
かくかくしかじか。病状を具に説明する私。
そのまま、診察室へ。
私の発言は、克明に電子カルテ化されていきます。
「念のため、エコーと血液検査、やっておこうか」
今までエコー検査といえば、内蔵に対して行うものだと思っていたのですが、なんと、頸動脈の血管に詰まりがないかどうかもわかるとのこと。
検査の結果異常なし。
「食欲があって、吐き気はないということは大きな問題はないよ」
自律神経失調の疑いも小脳障害の疑いもないとのこと。
事前にネットで調べて、自分では、九分九厘このどちらかなあ…などと思っていたので、ほっと一息。
「こういう時は、西洋医学ではなく、漢方が役に立つよ」
御意。
薬剤師さんに手渡された薬を飲んで、まずは一安心。
一夜明けた今朝。
あまりにもけろっとした自分にびっくり。苦しかった5日間が嘘のよう。
まだ、若干のぼんやり感はありますが、これなら仕事に支障はありません。
さっそく、御礼のメールを…と思ったら、
「その後調子はどう?主治医より」
というメールが入っていました。
さすがは名医。お気遣いにあらためて感謝です。
私の尊敬する友人の1人です。ありがとうございました。
追伸
どうやら、朝、私にメールを打ってあげて…とご配慮くださったのは、院長の奥様のようです。
この方も私の親友。お気遣い、改めて感謝いたします。
”名医の影に内助の功”
ですなあ。