みなさん、こんにちは。
このチャレンジは「好きな本を一日一冊、7日間投稿する」「本の表紙の画像をアップ」という試みです(友人からバトンを受け取りました)。
それでは早速見ていきましょう。
中日(4日目)の今日、ご紹介するのはこちら。
『悲劇の誕生 (岩波文庫) 』(ニーチェ (著), Friedrich Nietzsche (原著), 秋山 英夫 (翻訳) 岩波書店 (1966/6/16))
今年になって呼んだニーチェの処女作。
哲学書というよりは古典文献学の論文。
後年のニーチェの著作に比べると、荒削りで、書きなぐっている感があります。
論文というよりは散文詩のような記述。
恩師はもとより、ほとんどの人から評価されず、彼が大学を去るきっかけとなった1冊です。その後の彼の転落人生を鑑みると、「悲劇の誕生」というタイトルが意味深なものに感じられます。
恩師はもとより、ほとんどの人から評価されず、彼が大学を去るきっかけとなった1冊です。その後の彼の転落人生を鑑みると、「悲劇の誕生」というタイトルが意味深なものに感じられます。
主著である『ツァラトゥストラ』『善悪の彼岸』もいいのですが、若き天才の雄叫びのような本書のほうが私は好きです。
書いてあることの十分の一もわかりませんでしたが、私の場合、ニーチェの著作はどれ読んでも似たような理解度ですからね。
万人におすすめできる本ではありませんが、ニーチェにちょっとだけ触れてみたい…という方はトライしてみてください。
理解できる本は平時でも読めます。そこで、たまには読んでも理解できない本という選択肢もあるかな…と思い、現在はニーチェより少し時代をさかのぼって、キルケゴール(『死に至る病』)を読み進めています。例によって全然意味がわからん…笑
いかがでしたでしょうか。
次回もよろしく〜
次回もよろしく〜
注:私は気に入った書籍は裁断して、スキャンして、PDF化し、物理的な紙としての書籍は廃棄してしまっています。ですので、表紙の写真がPDFのアイコン担っている点をご容赦ください。