このチャレンジは「好きな本を一日一冊、7日間投稿する」「本の表紙の画像をアップ」という試みです(友人からバトンを受け取りました)。
それでは早速見ていきましょう。
2日目の今日、ご紹介するのはこちら。
『西洋哲学史 (上巻) (岩波文庫) 』(シュヴェーグラー (著), 谷川 徹三 (翻訳), 松村 一人 (翻訳) 岩波書店; 改版 (1958/03))
『西洋哲学史 (下巻) (岩波文庫』(シュヴェーグラー (著), 谷川 徹三 (翻訳), 松村 一人 (翻訳) 岩波書店; 改版 (1958/4/1))
10年以上積ん読になっていた上下巻2冊。
昨年末から哲学の勉強を始めることになり、手元にあったので読んでみました。
一般的な哲学史の入門書よりは難しいですが、200年近く前に書かれた割にはよくできています。翻訳も悪くありません。
上巻では主に古代ギリシアの哲学、すなわち、ソクラテス・プラトン・アリストテレスについて述べられています。私はこの3人に対する説明がとても新鮮でした。
逆に下巻は、ドイツ観念論を中心に書かれています。正直ここは眠い。著者が悪いのではなく、私の理解度の問題なのでしょう。睡魔と戦いながら読みました。
ドイツ観念論の勉強をしてから、もう一度トライしたいと思います。
シュヴェーグラーという哲学者は知名度低いですよね。普通、哲学の入門書には名前が出てこない方です。Wikipediaにちょっとだけ記載があります。ヘーゲル左派に属するそうです。ドイツ観念論の後継者でいらっしゃったわけです。つまり、ご自身の専門分野(ヘーゲル等)のところは詳述されていて、それゆえ、難解なのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
次回もよろしく〜