鳴り物入りで登場したAppleTVですが、我が家への普及度合いはイマイチのようです。
最大の理由は、コンテンツの少なさ。これは徐々に解消していくのでしょうが、現段階では残念ながら魅力に乏しく、すぐに見たい映画がなくなってしまいます。
先日テレビでやっていたスピルバーグ監督・トム・クルーズ主演のSF映画『宇宙戦争』があまりにつまらなかったので(ファンの方、すみません)、口直しにと思い、B級SF映画の最高峰『マーズ・アタック』をダウンロードして視聴したのですが、

「さらに見たい」

映画がありません。
普及まではあと数年かかるのではないでしょうか。

2番目の理由は、ダウンロード時間の長さです。不思議な話なのですが、自宅リビングのMac miniでダウンロードすると、たいへんな時間がかかります。先日申し上げたとおり、レンラルビデオ店に行って、映画を借りて、視聴して、返却するまでの時間よりも長時間かかってしまうのです。
2時間の映画をダウンロードするのに、

「5時間」

というのは、いかがなものかと思います。

ところが、試しに、MacBook Airでダウンロードしてみたのですが、今度はあっという間です。ものの5分でダウンロード完了。

寝室兼書斎のiMacではまだ試していないのですが、このダウンロード時間の差は何に起因するのでしょうか。
回線はいっしょ。無線LAN環境にある点もいっしょ。同じネットワークの中に存在する3台のMacです(試したのはまだ2台ですが)。細かく見ていけば、ハードディスクとSSDの差だ、CPUの性能差だ…と分析することもできるのですが、それにしても、

「5分と5時間」

という差にはなりません。「1:60」ですから、差というより比といったほうがぴんとくるほどです。

原因はいろいろ考えられるのでしょうが、いずれにしても、こういった不安定さは、ユーザーにとっては、興ざめの原因になります。

新しいサービスが軌道に乗るまでには、ある程度の時間と経験が必要なのでしょう。

<この稿終わり>