最近、議事録をブログにアップするのをサボっていましたが(風邪で調子が悪いなど止むに止まれぬ事情がありましたm(_ _)m)、今日のサロンはたいへん多岐に話が及びましたので、ご報告がてら、ブログにまとめておきます。

今回は参加者は私を含めて8名。
初参加の方が5名ととても新鮮なメンバー。緊張であまり盛り上がらなかったらどうしようか…などという私の懸念は杞憂に終わりました。
実に盛り上がりましたああ〜

サロンの趣旨ときっかけ、簡単なルールを説明し、すぐにスタート。
例によって、はじめに、「自己紹介」「今日、皆に聴いてみたいテーマ」を一人3分目処でお話いただきました(事前アンケート法)。

それによると今日扱ってほしいテーマは概ねこんな感じでした。

① 「みんビズ」で作ったHPのSEO対策について知りたい
② EvernoteとDropbox、違いと活用法を知りたい
③ 「自炊」の方法を知りたい(著作権に抵触しないのか、面倒じゃないのか)
④ 「新しいiPad」はどんな感じなのか、また、携帯IT機器を持ち歩く際、どういう構成がベストか(iPadを含め、どんどん持ち歩くべき機器が増えていってしまう、タブレットパソコンはほんとうに必要なのか)

…ううむ、皆さん、バラバラ。
というか、ひとつ一つが今までサロンのメインテーマになっていたような項目ばかりです。

短時間ながら、できるだけ多くのことについて触れていこうと決意。
議事を進めます。

① 「みんビズ」で作ったHPのSEO対策について知りたい

はじめの話題はこちら。先般のサロンでも大盛り上がりをみせた、「みんビズ」…ただしくは、「みんなのビジネスオンライン」

http://www.minbiz.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=jp-ha-bkws

Googleの始めた中小企業向けのサービスで、要は、

「ものの数十分で、あなた(または御社の)HPができあがってしまいますよ」

というサービス。

初年度は無料。
2年目からは月々1,500円弱の費用。

それで、HPが持てます&作れますというサービス。
TwitterやYouTubeとの連動の簡単。eコマース対応(つまり、自分のHPを簡単に電子商店にすることができる)、メルマガ配信も可能。
かゆいところに手が届くサービスです。

ちなみに、私も作ってみましたが、自社のHPやブログ、Facebookに載せている情報(つまり、原稿さえあれば)、ものの15分で、こんな感じのページがつくれてしまいます。
Google恐るべし! すごいサービスですね。

みんビズ

完全に一から自由にHPを作れる方には不要でしょうが、世の中の大半の個人と企業は一からHPを作るための知識とノウハウは持ちあわせていません。
こんな感じで

「セミオーダー」

で作れるなら、使わない手はない…というのが、私の友人たちの大半の声です。

もっとも、今日のサロンで限界も指摘されていました(後述)。

さてさて。
この「みんビズ」で作った”インスタントHP”のSEO対策ですが、特に他のHPのSEO対策と変わるところはないのではないか…という声が出ました。

雑談のポイントは次の通り(多少違っていたらごめんなさいね)。
① タグ、メタタグ、H1タグに留意する
② 1つのHPにおいては1つのターゲット(顧客層)だけを狙う(二兎を追うHPは一兎をも得ず=集中化戦略が前提)
③ ソースコードの限界は3つ(「診断士」「社労士」「行政書士」の資格講座を同時にHPでPRするくらいならいいが、それ以上に手を伸ばしたHPの魅力は減退する)
③ SEO対策はまじめに行うと130項目ぐらいあり、個人が全部を徹底するのは難しい(優先順位をつけて、できることをやろう)
④ GoogleにHP登録できる方法がある。これをやるだけでも随分違う
⑤ 相互リンクを増やす
⑥ 更新頻度を高める(空の更新でもやらないよりいい)
⑦ 「SEOチェキ」で自分のHPの診断をしてみよう

「SEOチェキ」については、早速、その場で、私も自分のブログについて試してみました。


個人で「3」ならそこそこだそうです。

ちなみに、前述した限界…ですが、ソースコードが3つまで…となると、あらゆる商品を1つのHPに詰め込むことはできません。
現在のところ、みんビズは1人1HP、1社1HPが基本となっているので、その点は限界があることになります。

 

…とまあ、こんな感じで最初の議題を収束。

このへんから順不同なのですが、確かこのあとは、

② EvernoteとDropbox、違いと活用法を知りたい

を扱ったと思います。

詳細は割愛しますが、

① アイディアを固定化し、メモとして残すなら、Evernote
② パソコン同士のハードディスクを同期化し、離れた場所でシームレスに業務を行いたいならDropbox

ということで、まだ未経験の方々にもイメージをもって頂くことには成功。

Evernoteは有料でも月々450円程度と安いので、容量が増え、かつ、扱えるファイルの種類が増え、PDFの全文検索ができる有料版を使ったほうが、ビジネスの場合、betterな選択肢ではないか…という結論になりました。

Dropboxのほうは、50GB、100GBとありますが、概ね、各々、月々1,000円、2,000円程度の出費が必要なので、このへんは人によりけりだろうという意見が大半でした。
Dropboxの代替選択肢としては、よく知られているスカイドライブ、SugarSyncの他に、今日は無料の「ソラ箱」が話題に登りました。試してみる価値はあるかもしれません。

http://www.saases.jp/storage/sorabako.html

ただし、Dropboxはやっぱり使用者が多く、市民権を得ているので、会員同士でフォルダの共有化ができるなどのメリットもあります。このあたり、人により判断がわかれますね。

Evernoteで出たのが、名刺管理術の話題。

私は以前からお話ししている

「スキャナー⇒PDF⇒MacのSpotlightで検索」

という方法をご紹介しましたが、もっと簡単なのは、

「名刺をスキャンし、1枚ずつjpgとして保存⇒Evernoteに送っておしまい」

という、以前にサロン出席者の方から伺った非常に簡単な方法も披露。
これはかなり画期的な方法です。

しかも、Evernoteの場合、手書きの日本語でもOCRをかけて文字として認識してくれるくらいですから、名刺の文字データの認識などお茶の子さいさい。
実に優れたシステムだ…と一同感心です。

次の写真は、私のEvernote。「債権」という言葉で検索をかけたところ、ホワイトボードの「債権」を認識しています。

その際のスキャナーは、これまた、いつもご紹介している

「富士通 ScanSnap S1500」

今や、Adobe Acrobatがついて、4万円を切るお値段(Amazon)!

「やはり、スキャナーはこれしかないでしょう」

数人の参加者のお墨付きをいただきました。
私も同感。

ここから話が派生し、

③ 「自炊」の方法を知りたい(著作権に抵触しないのか、面倒じゃないのか)

に話が及びます。

<次回に続く>