先日の理論政策更新研修で、同業の中小企業診断士の皆さんといろいろな意見交換、情報交換を行いました。
その中でも、

「事務効率化としての自炊の可能性」

は、多くの方から支持を受けました。

もちろん、自炊(スキャナーによる書籍の電子化)は、すでにそれほど真新しい方法ではないのですが、

「知っている方」

は多くても

「実践している方」

となるとまだまだ少数派

「見てみたい」
「やってみたい」
「クライアントに勧めてみたい」
「自社で導入したい」 

という声は非常に多いわけです。

自炊をするようになって一番の変化は、本当に

を持ち歩かなくなった」

点です。
下手をすると、カバンの中には一切れの紙切れもない…という状態もしばしば。

「我がカバンに一片の紙切れなし!」

©原哲夫・武論尊

 

これはちょっと困りものですね。
そこで、最近は、A7判のキャミアップをカバンの底に忍ばせるようにしています。

出典:http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/camiapp/

まだまだ電子的なメモをとるのが許されない環境というのは多いですからね。

そういえば、最近は、黒いコートが重宝することがわかりました。

ホワイトボードに何かを書いたら、黒いコートの上にそれを広げ、iPhoneでキャミアップのアプリを立ち上げ、パシャ!
そうすると、黒いコートを「縁」だと認識してくれ、台形に歪んで写ったホワイトボードは正しく補正され、保存されるのです。

ちなみに下の写真はSoftBank銀座店でもらってきたステッカーを黒のコートの上に広げ、キャミアップで撮影・保存したものです。


黒い紙を台紙としていつも持ち歩けばいいのでしょうが、けっこう忘れます。
A4よりちょっと大きな黒い紙って案外ないのですよ。色画用紙買ってきて切らなければならない…
そんなとき、黒いコートが台紙として役立ってくれます!
そこで、A4判のホワイトボードをお使いの方は、黒いコートを一年中着こむことをお勧めします!

さてさて。

紙を持たなくなった私。
出掛けにやるべき仕事が1つだけあります。

「今日使う資料(の最新版)を全部PDF化し、Dropboxの「本日使用」フォルダに入れておこう」

という仕事です。
まさに、カバンに資料を詰め込む瞬間。
以前のように物理的には詰め込みません。クラウド時代の書類詰め込み作業です。
これはすっかり日課になりました。朝一番のお仕事です。

こうしておきますと、iPad2で、これらの資料を閲覧しながら、MacBook Airは別な作業をすることができるようになります。
必要な資料はほぼ「本日使用」に入っています。
(もちろん、万が一、入っていない資料を使う場合には、MacのSpotlightSSD全体を検索すればよいのです。 )

もちろん、Airdisplayというアプリを使って、iPadをMacBook Airのセカンド・ディスプレイとして使うこともできます。


…ただし、これは無線LANでつながっている環境でないと使えないのです。客先や出先では、うまく使えないことが多いのです。
MacBook Airでは、講義用スライドを映しだしたり、ワープロとして文書を書いたり、PowerPointで図表を描いたり…
すべて、MacBook Airの横に置いたiPad2Dropbox「本日使用」フォルダの中から必要な書類を立ち上げ、閲覧しながら進めることができます。
つまり、私は、iPad2を

「紙」

として使っているわけです。
最近の私は、iPad2を使うケースというのはかなり限定されています。

① ビデオを見る場合
② 写真を見る場合
③ 「紙」として使用する場合

…ほぼこの3つに限定されています。

こうなると、オフライン環境でも安心して使えるように、より容量が大きく、より反応速度の速い新型iPadの登場が待ち遠しいです。

新型iPad。 

なんでも、

① 明日8日に発表
② 3月16日発売

…というではないですか(本当かなあ…)。
名称も、

「iPad3」

ではなく

「iPad HD」

となるという噂があります。

さてさて。
新しい

「紙」

の登場!
どうなるか… 楽しみですね。