今月は全3回に分けて、ビジネス雑談サロンにて、「無敵のプレゼンテーション」をテーマに語っています。
2日前に第一弾が終わったところ。

私のリアルなお客様(クライアント)もお呼びしたので人数は10名を超過。少し大所帯になりました。
この点は反省…いつも10名以内にしたいと思いつつ、諸処の事情でもうちょっと多くなりますm(_ _)m

プレゼンテーションというのはたいへん広い意味の言葉であり、顧客に対するもの、上司に対するもの、切った張ったの世界に属するもの、形式的なもの、長時間のもの、短時間のもの、大人数に対するもの、少人数に対するもの…といろいろな種類のものが存在します。

それらをひと括りに「雑談」しようというのですから、欲張り過ぎといえば欲張り過ぎです。

しかし、ビジネスの第一線で活躍されている方々がこれだけ集まれば、「集合知」が生まれるのではないか…という、いつものとおり、「他力本願」的発想からスタート! 勇み足オッケー!が私のモットーですので笑

プレゼンテーションで非常に重要な要素に説得力…があります。
説得力を増すための方法を私は、内容面、形式面の2つ2分類しています。
整理すると次のようにようになります。

(1) 内容面
 ① 事実・データの提示
 ② 比喩表現のうまさ
 ③ 事例の多さ
 ④ 顧客の声(Voice of Customer)
 ⑤ 識者の推薦

(2) 形式面
 ① 目を見て話す心の強さ
 ② ホワイトボードへのその場での再現
 ③ 1人ロープレ(プレゼンターが1人で2人以上の人の役をこなす)

特に、(1)の②③については、考えたり調べたりするだけでいくらでも増やすことができますので、プレゼンが始まる直前まで考え続けたほうがいいわけです。
(2)にあげた3つは高等テクニックですが、できるようになると聞き手への説得力は抜群に増します。私が多用するのはこの3つです。

今回のサロンでは、もう1つ、よいキーワードが出ました。
それは

「味方「と「敵」

です。

プレゼンを行う際にアウスブレイクを行う方が多いと思いますが、多くの方はこれを

「聞き手をリラックスさせる方法」

だと考えています。
しかし、これは間違いではないですが、第1目的ではありません。
聞き手がリラックスするよりも話し手がリラックスすることのほうがずっと重要です。
たとえば、アイスブレイクとしてゲームをやるとしましょう。

その場合、ゲームに積極的に参加し、リーダーシップを発揮ししてくれる方は
プレゼンターにとってありがたい存在です。
プレゼンターにとって好意的です。
こういった聞き手のことを、私は

「味方」

と呼んでいます。
これに対し、ゲームには無関心で、消極的な態度を示す方はプレゼンターにとって危険な存在です。
プレゼンターに対し好意は抱いていないです。
こういった聞き手のことを、私は

「敵」

と呼んでいます。

まあ、お客様や受講されている方を「味方」だの「敵」だのとお呼びするのは本来あまりいいことではありませんが、純粋にプレゼンテーション論の講義だと思ってお許しくださいm(_ _)m

プレゼン初心者の方は、「味方」に着目して話してください。
皆さんの話にいちいち頷き、相槌をうち、メモをとり、笑顔を帰してくれる存在です。
そういう方の顔を見ながら話しを進めれば、緊張も溶け、気持ちよくプレゼンを進めることができます。
「アガリ」克服の方法の筆頭は事前準備の充実ですが、その次は「味方」探しなのです。

更に重要なのは、「敵」の存在。

この敵をどう料理するか…これはまた、次回にお話いたしましょう。

2次会でもまたまたプレゼンテーションで盛り上がりました。
後半はほぼ全員で樽酒「杉蔵」で乾杯です!

追伸

テング酒場で1人2,501円! ついに2,500円の壁を破ってしましました。皆さん…のんべだなあ笑