とりとめもなく書き続けるブログで申し訳ありません。私の筆記用具履歴の号外として、本日はちょっとご報告です。
話題のMacBook Airを購入してみました。
iPhone4、iPad、両方とも中途半端な気がして、食指が動かず、じっとThinkpadで踏ん張ってきた私ですが、できれば、もっと軽くて、気軽に、自由に、どこでも入力できる機器が欲しいなあ…といつも思っておりました。
数カ月前に購入したキングジムのポメラもよかったのですが、やはりいちいちソフトを用いてiPhoneに取り込むのも面倒。ポメラを購入した翌日に解禁となったiOS4とともに発売された(これが私のとってはうれしくもかなしい事件だったわけですが…)iPhone用Bluetoothキーボードは、迷わず即日購入いたしました。
これはなかなかの組み合わせです。ポメラは一日でお嫁入り(ヤフオク行き)が決定。史上最短のOA機器となりました(笑)
iPhone+Bluetoothキーボードは機器が2台に別れているという短所はあるものの、喫茶店でも、電車の中でも、駅のホームでも、文章が打てるという意味では最高の組み合わせです。
もちろん、欠点もあります。Bluetoothのスイッチを入れたまま、カバンの中に入れておくと、iPhoneにいつの間にかわけのわからない文字が何百文字も入力されているのです。これにはびっくり! 最初はウイルスにでも感染したかと思いました。

「両者をつなげたまま、カバンに入れた自分が馬鹿だった」

と気づいたのは数秒後。まったくもってお恥ずかしい。振動により勝手に打鍵されたキーボードが「謎の文字列」を作り出したのです。

そんなことが2回ありました。2回目がまずかったのは、iPhoneのメール(SMS/MMS)でそのまま「謎の文字列」が送信されてしまった点でした。大失敗です。宛先がプライベートな友人でよかったのですが、あわてて、お詫びのメールです。特殊な状況であるため、状況説明が非常に難しく、苦労しました。何事かと思われたのではないかと思います。クライアント宛のメールでなくて、本当によかったです(苦笑) 不幸中の幸いでした。

この失敗でも明らかなように、キーボードをBluetooth経由で毎回つなぐのは、やはり面倒なアクションです。①ホーム画面からサッとつなげる、②一定時間打鍵しなければ自動的に切れる…という機能の追加をユーザーとして切に願います。もっとも、②が追加されても、「謎の文字列」が完全に予防できるわけではないのですが(笑)

さて、そんな折、iPhoneやiPadとは違い、一般のマスコミにはほとんど取り上げられることはなかったのですが、このたび、MacBook Airが一新されました。新登場ではなく、第3世代であるため、あまり話題にもならなかったのでしょう。もっとも、パソコン好きな方、Macファンの間では、大変話題になっている商品だそうです。使ってみると、その理由はよくわかります。

新型MacBook Airは、間違いなく日本のITの歴史に残る名機です。革命に近いと思います。iPadなどに比べると、実用性も抜群。本当にすごいと思います。
会社の同僚たちに見せると、

「うわ、薄いですね」

と、その外見に目が行きます。最薄部分で3ミリ、最厚部分で17ミリ。本当に薄いです。
でも、本当にすごいのは、「見た目」に非ず!

特質すべきは、立ち上げの速さです。完全にシャットダウンした状態からの立ち上げは15秒。スタンバイからは即時復帰します。
これはすごい。ノーストレスです。我慢して、ジーコジーコとハードディスクが回転するのを待つ必要はありません。その秘密は、ひとつにはハードディスクではなく、SSDを採用したためだとのことです。インスタント・オンというそうですが、いよいよ実用段階に入ったということでしょう。
「書きたいな」と思った瞬間に、蓋を開ければすぐに打てる・書ける・文字にできる…これが、このマシンの最大の特徴なのです。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@eiseikanri.biz ご意見・ご感想はこちらへ)

<次回に続く>