Twitter初心者の私にとって、最初のテキストとしてはとても貴重でした。
評判通りの良著。値段も安く、手頃です。

「はじめに」の中に「ツイッター用語集」があり、まずはそこから助かります。

第1章はTwitterについての概論となっています。
「自己開示」「共時体験」など、以前に私がFacebookの特長として「自己動機づけ効果」「即時反射効果」と申し上げた効果がTwitterにも共通している点が確認できます。

第2章はビジネスへの転用についての基礎知識の説明です。
フォローの重要性、情報を徹底的に出し続けることの大切さを説いています。
この点、私の仮説は正しかったなあと実感。「卓越した情報を定期的に多数アップすること」が、フォロワーを増やす最高の手段だと感じ、ブログやFacebookでもその点を述べてまいりました(よく考えれば当たり前なのですが)。
売り込みの抑制についてもほぼ同意。
私も自分のホームページやTBC受験研究会、日本経済新聞社のホームページのLinkはときどき貼るのですが、それくらいが限度ではないかと思っていました。
「皆さん、このセミナーに来てください」と申し上げても、フォロワーが減るだけだと感じておりました。
最初に自ら掲げたTwitterの自分の中でのルールの1つに「非営業」がありましたが、完全な非営業は無理だとしても度が過ぎてはいけないと改めて認識しました。
「キャラ出し」の励行についても強調されています。これも賛成。
私も相当にキャラ出ししています。私の場合には、徹底的なビジネスライクな「140字ジャスト」にこだわっていますが、リツイートやリプライへの返信、今企画しているボランティアに関する呼びかけなどの場合には、柔らかめの「本来」の自分を演出し、両者のギャップを感じていただいています。

第3章は爆発的なフォロワー増加の方法について記載されています。
プロフィール・ページについては字数いっぱいまでしっかりと自己紹介せよ!と書いてありますが、これは自己採点でも合格。限られた字数で、めいっぱい自分の狙いと自分自身を訴えているつもりです。
自分のTwitterアカウントの徹底露出については失格! ようやく、弊社のブログにもTwitterボタンがつきましたが、まだ自分の名刺にもTwitterアカウントは入っていませんし、今後やるべきことは多数あります。大いに反省。
フォローするコトの重要性も説かれています。
しかし、これは失敗。初期の上限2,001人というルールを知らなかったので、手当たりしだいに興味のある方、ご同業もしくはそれに近い方をフォローしまくってしまい、現在身動きができない状態。せっかく新たにフォローしてくださっても、フォロー返しすらままならない状態。
フォロワー数が増えてきたら、ちゃんとフォロー返しさせてください。本当に申し訳ございません。
ハッシュタグについてもようやく勉強。まだ使う習慣がないのですが、今後は積極的に140字の中に織り込んでいこうと思います。
フォロワーを増やす無料サービスについても調べてみました。いろいろあるのですね。「アスク!リツイート」と「フォローセブン」。前者はさっき導入してみました。

第4章以降はさまざまな各論。
情報収集、人脈、集客、営業、ブランディング。
営業や集客、ブランディングについては、なるほどと思う点がいくつかあります。
また、Twitter自己情報活用術で紹介されている、ツイログは、ちょうど欲しかったシステムでした。
これで過去の自分のツイッターを、まるで、備忘録のように使うことができます。今後、何か原稿を書いたりする際の、ヒント・素材としても役立ちます。

http://twilog.org/makototakenaga

アンフォローのしかたについても解説があります。つぶやかない人をフォローしても意味がないからです。これも、役立つツールが紹介されています。

とりとめもない内容になってしまいましたが、朝出掛け前にベッドの中で打っているのでお許しをm(_ _)m  
他の本についても書評(と呼べるレベルではありませんが)アップ予定です。