カントを読もうと思ったきっかけは、数年前にショーペンハウアーの著書・関連書籍を乱読していたことである。彼が自身の哲学をプラトンとカントという二つの柱の上に築いたと語っていたことが、昨年プラトンを読む動機となった。そして今・・・
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問いは成立しているのか〜大相撲と宇宙に見る哲学の視点
大相撲夏場所において、出場する力士それぞれには勝敗が生じる。しかし、夏場所全体に「勝ち負け」という概念は意味を持たない。全体を合計すれば、勝ちと負けはつねに同数であり、勝敗は部分には成立しても、全体には成立しない。 これ・・・