1. 賞賛を求めない善意思 「正しいことをする」。その一言は簡潔で美しく、誰の心にも響く。だが、実際には「評価されるから」「感謝されるから」「得をするから」行動している自分に気づくこともある。そこにふと立ち止まったとき、・・・
「アドラー」タグの記事一覧
賞賛ではなく、感謝を 〜カントとアドラーに学ぶ人間尊重の倫理
「褒めて育てる」「承認が人を動かす」 この考え方は、教育やマネジメントの現場で定着しているように見える。だが、相手を「褒める」という行為には、上下関係が前提となっているのではないか。それは本当に、相手を尊重していると言え・・・
『カント入門』を読了 〜経営学にも応用可能なカント哲学の入門書〜
カントを読もうと思ったきっかけは、数年前にショーペンハウアーの著書・関連書籍を乱読していたことである。彼が自身の哲学をプラトンとカントという二つの柱の上に築いたと語っていたことが、昨年プラトンを読む動機となった。そして今・・・