代々木においしいカレー店があります。その名も、

「野菜を食べるカレーcamp」

元・日産の敏腕営業マンだった佐藤卓氏が経営する野菜カレーのお店です。
今や、池袋と品川のJR構内にも店が広がり、ファンも増えています。

実は、社長の佐藤氏は高校時代の同級生(ま、いわゆる典型的な悪友ですが)。
先日20数年ぶりにお会いして(当時の仲間で集まりました)、飲んできました(もちろん、代々木の彼の店で)。

とてもいきいきと仕事をされていましたが、性格や人柄もまったく変わっていません笑 お陰で、まるでタイムスリップしたような気分を楽しめました。

肝心のお味のほうですが、雑誌やネットに出ている評判通り、たいへんすばらしい!
私は代々木店は1回だけなんですが、池袋には頻繁に通っています。
店の看板である「1日分の野菜が食べられる」というコンセプトの野菜カレーが抜群に魅力的ですが、それ以外のメニューもいけます。生姜焼き味のカレーが私のおすすめです(2回目に行くときはどうかこちらを)。

留意点が1つ。「辛さ」の設定は低めからトライしましょう。初回に「3辛」で挑戦したら、口の中から火が出そうでした。社長に聞いたら、笑いながら、「俺も3辛は食べないよ」とのこと。先に聞いておけばよかった…

店の内装ですが、コンセプト設定そのまんまに「アウトドア」をイメージし、グッズが多数ぶらさがっています。ザックにランタン、スタッフの皆さんのユニフォームもそっち系統!
スコップの形をした特注のスプーンなどもとてもおもしろい。初回のお客さんはみんな、カメラに収めていますね。
水は、むかし懐かし「魔法瓶」の中に置かれており、都度、顧客がついで飲みます。いつも冷たくておいしいです。

カレーは鉄板に乗って出てきますので、ステーキ・ショップを彷彿するような「ジュージュー」といった音が店内に溢れています。この「熱々」がまたよいのです。
いわゆるコトラーのいう「経験のマーケティング」そのままのお店。雰囲気と料理が一体化しています。

池袋店を見る限り、女性客がたいへん多い。これも特徴のようです。

以上、普通のカレー店との「差別化」は多岐にわたります。
JRから声がかかるわけだ。すばらしい!

佐藤氏は最近さまざまなマスコミにも登場する「今をときめく経営者」の1人。あやかりたいものです。
(これだけ宣伝したんだから、次回はビールでもごちそうになろう〜 )

http://in-shoku.info/30/044.php