クライアント企業の管理職向けセミナーや中小企業診断士の理論政策更新研修において、「動機付け地形図モデル」について講演する際、冒頭で、私は、いつも「断続のマネジメント」について言及します。

張り詰めた糸は必ず切れる。
人は常にマンネリに陥る生き物である。
「継続は力なり」の行き過ぎは、人を追い詰める。

「継続」も大切ですが、もっと大切なのは「断続」。
一度やめても、しばらくして再開できる状態こそが重要だ…という意味を込めた言葉です。
Appleの得意な「インスタント・オン」の精神です。

引き合いにだすのが、NHKの人気バラエティ番組「サラリーマン NEO」。

これぞ「断続のマネジメント」の鑑。
同番組の特徴は、なんといっても、質の高いコント。半年経つと、必ず充電器に入ります。クオリティが下がっても、だらだらと続けることは一切しない。
ここが重要。まさに「断続のマネジメント」。

「再開してください」
「次の放送、いつですか」
「続きはまだですか」

VOC(Voice of Customer)が集まってきたところで、満を持しての、

「再開です。ネクスト・シーズン、スタートです」

というアナウンス。
いつみても、感心します。

Season6第1回放送も大満足。

いつのまにか、吉瀬美智子さんが抜けたのが残念ですが、しかたないですよね。ゴールデンに進出したドラマ「ハガネの女」の主演ですものね。