皆さん、おはようございます。
このチャレンジは「好きな本を一日一冊、7日間投稿する」「本の表紙の画像をアップ」という試みです(友人からバトンを受け取りました)。
それでは早速見ていきましょう。
6日目の今日、ご紹介するのはこちら。
『花神〈上〉 (新潮文庫) 』(司馬遼太郎著 新潮社) 『花神〈中〉(新潮文庫)』(司馬遼太郎著 新潮社)
『花神〈下〉(新潮文庫) 』(司馬遼太郎著 新潮社)
司馬遼太郎の傑作長編小説。
幕末の司馬作品といえば、メジャーなのはなんといっても『竜馬がゆく』でしょうし、通なら『峠』を上げる方が多いでしょう。『世に棲む日々』『燃えよ剣』もおもしいですし、明治期に入っちゃいますが『翔ぶが如く』『坂の上の雲』も名作です。
しかし、私は何と言っても『花神』が大好きです。大村益次郎という「日本のジャンヌ・ダルク(大村は男性ですがね笑)」の太く短い人生を生き生きと描いているからです。緒方洪庵の適塾時代の描写、シーボルトの娘・イネとのプラトニック・ラブ、桂小五郎との出会いと交流、福沢諭吉との距離をおいたおつきあい、軍司令官としての冷徹な活躍ぶり、そして暗殺未遂事件から最期まで。すばらしい描写の連続だと思います。
いかがでしたでしょうか。
次回もよろしく〜
注:私は気に入った書籍は裁断して、スキャンして、PDF化し、物理的な紙としての書籍は廃棄してしまっています。ですので、表紙の写真がPDFのアイコン担っている点をご容赦ください。