おはようございます。
昨夜は、「ZOOMを使ってリモートワークのあり方を語る」というテーマでサロンを開催しました。
参加くださった皆様、本当にありがとうございます。
初のZoom開催でしたが、参加者の皆様のおかげで、滞りなく終えることができました。
Zoom呑みではないですよ。ちゃんとしたサロンです!!笑
2時間の間で自分の考えがいくつも変わりました。
一番感じたのは、最後にお話したとおり、コロナは、地上にいる人間全員が(例外なく)「自責として」考えなければならない初の災害だと思った点です。
戦争も、地震も、テロも、地球温暖化も、結局は「当事者」の問題であり、我関せずという人は多かったですし、実際には、「絆」「がんばれ」という言葉で片付けている人は多かったと思います(私もその一人です)。
しかし、コロナはそうではない、そうはいかない。全員が考えなければならない「自責」の問題だということを再認識しました。
歴史上初めてではないですかね。地球人類全員で同じ課題を背負おった、そして、背負っていることを自覚できたのは…
地上の人間全体が当事者ということは、また別の問題も引き起こします。
全員で同じ方向を向けない、全員の利害を調整しなけえばならない…この調整システムは、他の「当事者」が限定された災害に比べて、ものすごく複雑だということです。
「あちらをたてればこちらが立たず」…知恵の輪のような問題をこれから数年かけて、人類全体で考えなければならないことに改めて気づきました。
当日の議題は、リモートワークの方法論からスタート。環境づくり、そしてストレス解消法へと移っていきました。
日本の家は普通、家族が仕事をする空間を想定していませんから、夫と妻で、親と子供との間で、空間の奪い合いが起こっているという話、そして、長時間働くためには、大型のモニターや疲れにくいゲーミングチェア、プライベートを映さないためのカーテンやパテーションが必要だという話も飛び出しました。
ストレス解消には、スポーツと断捨離のアイディアの意見交換ができました。
その中で、参加者全員が、最も強く印象に残っているのは、「発酵食品」を趣味とされている参加者の方のお話。
通常出勤の状態では手がかけにくい発酵食品も、自粛中は慈しみながら育てる(発酵させる)ことができる、醤油や味噌も自宅で発酵できるそうです。このお話で、皆さん、すっかり笑顔になりました。
最高のストレス解消法ですね。
参加者のお一人がおっしゃっていた「何事も意味付けが大切」という言葉のとおり、この機会を少しでも前向きに捉えたいと思います。
参加者によって意見が別れた「アフターコロナ」の予想。
これは本当に難しい。
複雑系にもほどがあるくらい予想が難しいですね。3ヶ月後の天気を予想するよりも難しい…
果たして世の中は変わるのか、変わらないのか…
お役所は? 大企業は? 都会は? 地方は?
コロナによるリモートワークが暫く続くと、それを土壌とし、その上に新しい仕組みが植物のようにお生い茂ってくると思います。
ここでいう仕組みとは、営業、契約、人事、財務、意思決定、採用、組織、役員会… これらのものすべてを含みます。
そうなると、どんなに保守的な組織でも、もとには戻れない。戻ることはできなくなるでしょう。
こうなると、我々はコロナ以前の世界にはなかなか戻れないのだろうと思います。
このテーマ。
皆さんと続きを話してみたいと思いました。
不慣れなZoomでの雑談サロンでしたが、皆さんのおかげで楽しく進行することができました。
普段のサロンでは自分ひとりで進行し、メモも取るんですが、Zoomミーティングではなかなか難しいですね。
進行に気が取られ、もろもろ失念しておりました。Zoomでのワークショップは、ファシリテーターとテクニカル=ディレクター2名体制が必須ですねm(_ _)m