マーケティング初心者の前でマーケティングの研修を行う際、最適な課題図書だと感じます。
これまでにも、いろいろな書籍を「課題図書」として推薦してまいりましたが、「難しすぎた」「読みきれなかった」という声をいただくことも多かったのですが、この本は、小説仕立てになっており、しかも、典型的なマーケティングの基礎理論が自然と学べるようになっています。
レストランの戦略練り直しがテーマとなっているのですが、文章が平易で、読みやすく、引き込まれていきます。
著者の佐藤先生はお会いしたことはございませんが、私たちの大先輩で、たいへん魅力的なコンサルタントでいらっしゃると思います。
タイトルは、ご存知のとおり、セオドア・レビットの論文からの引用ですが、ドリルの話は殆ど出てきません笑
『ドリルを売るには穴を売れ 単行本(ソフトカバー)』(佐藤 義典 著・ 監修 青春出版社)
「オススメの一冊 『「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) 新書 』(野口悠紀雄著 中央公論社)」
「オススメの一冊 『生産マネジメント入門〈1〉生産システム編 (マネジメント・テキスト) 』(藤本隆宏著 日本経済新聞社)」