藤本先生の講義のネタ本と伺い、購入しました。
私は商業部門の中小企業診断士として登録したため、生産管理はそれまであまり学んだことがありませんでした。
なんとか、短期間で、体系的に、工業経営や生産管理を学びたいと思って手に取った一冊でしたが、思った以上に多くの学びがありました。
とにかく、「在庫」というものがいかに「もったいないものであるか」「無駄飯ぐらいであるか」が繰り返し登場します。
他の生産管理系の書籍では割愛される「なぜそうなるのか」といった理論についても、きめ細かく記述されています。
生産管理の知識は、実際には、物流業・流通業・サービス業にも応用できるものが多く、「硬い分野」だと思って敬遠されることも多いと思うのですが、もっと多くのビジネスマンに学んで頂きたい分野だと感じます。
このアンケートを機に、もう一度読んでみたくなりました。