現在、書店には、たくさんの専門家が、手帳の選び方・手帳の使い方についての方法論・ノウハウを述べ、各種ビジネス雑誌が毎年、手帳特集を組んでいます。
私も1人の読者として、手帳の使い方についてよい智慧はないかと、手にとって読むことが多いのですが、正直申し上げて、方法論・ノウハウは、「玉石混交」。
優れたノウハウもある反面、机上の空論も多数存在するというのが現状です。
そこで、本章は、「既存書研究〜間違えだらけの手帳選び〜」と題し、「定説」のように語られている方法論から、デジタルとの融合化に関する新しいノウハウまで取り上げながら、それらの方法論・ノウハウが、本当に役立つものなのかどうか、検討します。
賛同できる優れた方法論・ノウハウについては敬意を込めて賞賛します。批判的見地に立たざるを得ない方法論・ノウハウについても、無責任に批判することは避け、代替案を提案します。
① 「大きな手帳を使うべきだ」は本当か
② 「色分けせよ」は実践すべきか
③ 「夢を書き込め」ば成功するか
④ 「付箋との併用」は推奨すべきか
⑤ 「イヤリー頁」は必要か
⑥ 「MY締め切り」は遵守できるか
⑦ 「消せるボールペン」は使うべきか
⑧ 「デジタル・ツールとの連携」はどうあるべきか