前回の続きです。
企画の方向性⑦:自分でできる自宅点検法
1年点検、5年点検、10年点検、15年点検のポイント等を解説する動画です。
写真やチェックリストをもとに情報の提供をしている会社はたくさんあるので、動画で撮影し(動画素材中心に)、解説すると効果的です(【例】壁がもろくなっている状態等は、実際に手で触って、壁がボロボロと崩れる状態を動画で示したほうが効果的)。
これもシリーズ化、連載化可能ですね。
企画の方向性⑧:季節の節目への対応法
季節の節目に応じたリフォーム関連情報を動画で発信してみましょう。
・ 大掃除のポイント(【例】換気扇のお手入れ方法)
・ 花粉対策(【例】空気清浄機の選び方)
・ 暑さ対策(【例】エアコン掃除の方法、省エネの工夫)
・ 寒さ対策(【例】断熱カーテンの選び方)
・ 台風対策(【例】屋根・外壁の点検方法)
・ 梅雨対策(【例】蒸し暑さを軽減する工夫)
・ 防災対策等(【例】最新の防災グッズについての情報)
大掃除のポイント、花粉対策、暑さ対策、寒さ対策、台風対策、大雨対策、防災対策等をタイムリーに情報提供すれば、「視聴率」も上がります。
毎年、どのタイミングで動画を作るかを予め決めておいて、計画的に動画を作成・配信できればベストです。
ご覧になった施主様ご自身が、掃除や対策を実践される中で、新たな需要を発見してくださる可能性を期待できますので、これも、需要創造につながります。
企画の方向性⑨:Q&Aを動画でつくる
施主様からの要望、施主様との契約上・工事上のトラブル・誤解等が発生するたびに、再発防止のために、
「こういうご要望を頂だきました」
「先日、こんな誤解が生じたことがあります」
「念のため、皆さんにも情報提供させていただきます」
というスタンスで、情報を公開していく動画です。
素材は、PowerPointデータやホワイトボードに書き込んだ文字と写真の組み合わせでOKです。
バックに音声で説明を入れてもよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
これらはほんの一部のアイディアに過ぎません。
また、工務店さんを例として取り上げましたが、他業界(メーカーさん、卸売業さん、小売業さん、サービス業さん)でも、応用できる「方向性」ではないかと思います。
ぜひぜひ。
経営者同士、社員の方々同士、関係者の方々同士、話し合って、おもしろいテーマを発見してみてください。