「アドラー心理学」がブームになった背景について考えてみた。
これほど、今の社会にぴったりあった心理学はあるまいなあ(個人的には「承認欲求」の否定はまだ納得できないが)。一般には、ブームの理由として「SNS疲れ」が指摘されるようですが、今回は全然違う観点から分析(^O^)
① ブラック企業の社会問題化
ブラック起業に屈してはならない。経営者や上司に嫌われても、自分の価値観を伝える勇気が最良の自衛策になる。
② 「アナと雪の女王」のヒット
レリゴー、レリゴー、ありの〜ままの〜 そのとおり! アドラーはありのままの自分を肯定している。
③ 日本エレキテル連合のブレイク
「だめよ〜 だめだめ〜」 そのとおり! 相手にただ迎合するのではなく、だめなことはだめだと伝える「アイ・メッセージ」が必要とされている。
さらには「原因論」を否定し、「同じ体験をしたからといって、同じ課題を持つわけではない」というアドラーの考え方は、「戦略は文脈における特殊解にすぎない」というストーリー戦略論とも共通するなあ。
いいお正月だあ。