人間、ひらめくときはひらめくもので。
ビジネス雑談サロンのフォース・ステージ(4.0)が見えてきた。
① 「雑サロ1.0」…特に何も考えずSNSについておそるおそる雑談(昨年7〜8月)
② 「雑サロ2.0」…テーマを決めての雑談に切り替え。メンバーも招待制に移行(昨年9月〜)
③ 「雑サロ3.0」…昼の部の開催。灯台下暗し。昼にニーズがあることに気づく(昨年10月〜)
しばらく方法論が停滞していた雑さろだが、では、4.0はどうあるべきか?
④ 「雑サロ4.0」…テーマとなる雑誌をテキストに雑談を開催。雑誌といってもそんなにすごいものではなく、「日経トレンディ」「ダイヤモンド」「日経ビジネス」「日経PC21」「MacFan」「東洋経済」などが中心となる。おもしろいもの、読みたいものを都度取り上げる。発売から3週間くらい後に雑サロを開催。当該雑誌ならびにその派生情報でわいがやを楽しむ。今まで抽象論で終わっていた会話も「ほら、ここに出ている」と実際に確認することができる。
千種さん開催の「名著を読む本」とコンセプト的には近くなるが、同会との差別化は、
① 中小企業診断士を中心とするコンサルタントを対象としていない
② 名著ではなく、雑誌をテキストとする
③ シーケンシャルに全文を読むのではなく、拾い読み・飛ばし読みが基本
④ レジュメ等の資料はなし
⑤ 流動的メンバー
という点で図れるだろう。
今まで扱わなかった、経済、歴史、マネジメント、マーケティング、教育といったテーマもテキストとなる雑誌記事があれば、それを素材に話を膨らませればよい。
何よりすごいのは、これなら、誰でも雑サロを開催することができるようになる点である。特別なファシリテート力は不要で、雑誌がよい橋渡しの役割を果たしてくれる。
開催頻度をあげることもできるし、テーマのアイデンティティも図りやすい(現在の方法だとタイトルは違うが内容はいっしょ…ということが多い)。
さらには、私が他の方が主宰する雑サロに参加することも可能だ(ようやく一参加者として参加できるかもしれない! 言いたい放題言いたいという夢が叶うのだ)
「少年ジャンプ」を呼んだ子供たちが、放課後にストーリーについて語り合うのと本質はいっしょである。雑談たるもの、こうでなくっちゃね。