今月の「名著を読む会」の課題図書は『人を動かす』(カーネギー)です。
ほんっとうに久しぶりに読みました。

名著中の名著。ドラッカーやポーターと違って、読みやすい笑 わかりやすい笑 
しかも、心に残る(40過ぎてから読んでも感動するんだから、昔読んだ時はもっと感動したはずです)。

さてさて。
読みながら、思いついたことをちょっと書き留めておきますね。

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人が何かを学び、何かを覚える…当たり前のように感じることだが、不思議な機能であり、不思議な習性である。

覚えても覚えても忘れる…覚えたそばから忘れる…
で、仕事で必要になると、もう一度同じ本を読み直し、もう一度覚える…その繰り返し。

ハードディスクのように一度記憶したら2度と忘れない頭脳が欲しいなあ…と切実に思う(そんなものはこの世にないことはわかっていながら笑)。
生きている限り、次々と「得意領域」を増やしたいと思って勉強するのだが、その一方で、縁遠くなった知識をどんどん忘れていく。

まるでもぐらたたき。
これを死ぬまで続けるのだ。

いやいや、決してそれを悲観しているのではなく、アンドロイドやサイボーグが見たら、さぞかし不思議な習性だろうなあ…と思う。
若いころに読んだカーネギー。今日読みなおしてみたのだが、ほぼ完全に忘れている…(そういえば、昨年読んだドラッカーもものの見事に忘れていた…)
そんなものなのだ。でも、それでいいのだ。

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