皆さん、こんにちは。
iPhoneを使った動画収録および動画配信
実は今日のビジネス雑談サロンでも大いにこの話で盛り上がりました。
YouTubeはおろか、Ustreamでの(本当に簡単なステップでの)情報発信が可能な時代。難しい知識は必要ありません。

iPhoneでの動画講義の収録を考える場合、話し手(普通は自分自身)とカメラ(つまりiPhone)と距離があるため、

「音声」

の問題が生じます。
動画というのは、一見、「映像」が非常に重要に思われがちですが、実は

「命」

「音声」

です。講師の顔の映像が多少乱れても問題ありませんが、音声が悪いと実に聞きづらい…
数分ならまだしも、30分、1時間ものとなれば、なおさら、音声の問題は大きくなります。

ところが、iPhoneの場合、普通の外部マイクは認識してくれません(iPhoneに限らず、携帯電話やスマートフォンの大半の仕様がそうなっています)。
でも、諦める必要はありません。

「4極」

という仕様になっているマイクなら認識してくれます。
これは、ハンドフリーで会話をするときに使用する

「イヤフォン・マイク」

の規格なのです。

つまり、イヤフォン・マイクの「イヤフォン」部分を無視し、「マイク」として使用すれば、何ら問題はありません。

今まで4つのタイプ(機種)を試しましたが、いずれも使用できました。
参考までに、マイクとしての性能…つまり、音質のよい順に4つをあげます。

1.BOSE QuietComfort 15
http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/headphones/quiet_comfort/quiet_comfort15/qc15.jsp
高価なBOSEのノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンですが、このマイク部分は非常に音質的に優れています。ヘッドフォン部分とマイク&ケーブル部分にセパレートしますので、私はこのマイク&ケーブル部分を自宅での収録用に活用しています。
別な目的出購入したノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンですが、マイク部分の出来は傑出しています。マイク部分だけ購入できないか、今度、聞いてみようと思っています。

2.BOSE QuietComfort 15
http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/headphones/mobile_headset/mie2i/mie2i.jsp
1と同じく、BOSEのイヤフォン・マイクです。1とほぼ同等の音質を保ちます。値段的には1の半額くらいですので、お勧めの1品です。ヘッドフォンとしても相当よい音がでますが、1のようなノイズ・キャンセリング高価はありません。
欠点は、「白黒」のパンダのような色彩。服につけるとちょっとめだってしまいます。黒く塗ってしまったほうがいいかもしれません笑
Officeや出張先のホテルで収録する際には、これを用いています。「白黒のマイクだな」とすぐに分かると思います。
ヘッドフォン部分を服の中やポケットにしまいこみ、マイク部分が胸元に出るような形で撮ったり、ホワイトボード・イーゼルにくっつけたりして撮ったりしています。

3.ロアス iPhone用コンデンサマイク IPMC-01AL
http://www.fueru-mall.jp/loas/products/23269.html
大きな声で喋ると音が割れやすいのですが、上記の次によくできているマイクです。もうちょっと音質がいいと使いやすいのですが… 私は上記1・2の保険として使っています。

4.audio-technica スマートフォン用マイク付きヘッドホンアダプター ブラック AT337iS BK
http://www.audio-technica.co.jp/products/telacc/acc/at337is.html
本来はお気に入りのイヤフォンやヘッドフォンをイヤフォン・マイクとして使うためのアダプターですが、それゆえ、マイク単体とみなすこともできます。安価ですが、音質は3に劣ります。ただ、サイズが小さいので携帯には便利です。型番が「BK」ではなく「WH」となっている色違いのホワイトもあります。

この他、私は使ったことがないのですが、高音質と評判のマイクが1つあります。

5.iPhone/iPod touch/iPad用 コンデンサー・マイクロフォン iRig Mic IPIRIGMICIN
http://www.minet.jp/ikmultimedia/irig-mic
かなり評判のマイクです。音楽をおやりになる方がよくお買いになるそうで、ボーカルの音声を収録する際などはこれを用いると良いようです。特に自分の収録中の音声をモニターできる二股のアダプターがついているので、その点が便利。ただし、私のように「両手」を使って講義をしたい人間にとっては、この手のハンドマイク・スタイルはあまり好ましくありません。マイク・スタンドを置く手もあるのですが、そうすると、ホワイトボードが置けまえん。年明けに一度試してみようかな…とは思っているのですが、そういうわけでまだ未経験のマイクです。

最後に1つだけ注意事項。
4極使用の延長コードというのも売られているのですが、実際には延長コードを使うと、BOSEのような高音質マイクでも、ノイズを拾ってしまい、実用的ではありません。
延長コードの使用は今のところ事実上断念したほうがいいでしょう。
業務用のキャノン・ケーブルが使えれば話は別なのですが… 今のところ対応したアダプターがないようです。

 

関連動画

http://www.facebook.com/video/video.php?v=170439206381037

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