コクヨさんのキャミアップを使い始めて早2ヶ月。
手書きのメモをとる際には今や不可欠なツールとなりました。

先日は、下北沢のオープンソースCafeで行われたイベントにも伺ってみました。

以下はオープンソースCafeの写真。

 

写真左上は、キャミアップの名付親でもいらっしゃるコクヨの島崎さん。
この日はCafeの1日店長を努めていらっしゃいました。
エプロン姿も様になっていらっしゃいます。素敵ですね。

私の場合、

① iPhoneで撮影し、専用アプリを利用してDropboxに送信
② 富士通ScanSnapでスキャンし、PDF化

の2つの方法で電子化しています。

取り込む枚数が少ない時は①、枚数が多い時は②と使い分けています。

ホワイトボードとの使い分けは簡単。
ホワイトボードは、複数人でディスカッションしたり、簡単なプレゼンテーションをしたりする際に使用。
これに対し、キャミアップはあくまでも黙々と個人作業を進める際に使用しています。

たとえば。
講演や講義のメモをとる際には、本来、MacBook Airを使いたいのですが、Macやパソコンでメモするのがはばかられる局面はまだまだ多いのが現実です。
打鍵音もゼロではありませんし…

そんなときにはキャミアップが大活躍してくれます。
昨日、講演を視聴した際にも、メモはキャミアップでとりました。

いつでもどこでもアイディアを

「固定化」

できる時代。

いわば、

「情報記録ツール偏在化の時代」

が到来したのです。

そうなると、キャミアップを1冊だけ持って、バッグの中にだけ入れておくだけでは、ちょっともったいないのではないか…という結論に至りました。

① すべてのカバン、すべての上着のポケットに入れておこう
② 風呂場(実際には洗面台ですが)、トイレ、枕元、ダイニング、リビングに置いておこう

そうです、そうなのです。
1冊だけ使うのではなく、何冊も併用し、思いついたことは片っ端からメモしてしまえる環境を作ってしまえばよいのです。

iPhoneで撮影することを考えると、サイズは一番小さなリング・ノート(A6判)が最高です。
iPhoneのカメラは広角が弱いので、至近距離の場合、比較的狭い領域しか写せないからです。

A6判ははじめ小さすぎるかと思ったのですが、細いペンを使えばまったく問題ありません。
私の場合、むかし懐かし、ラッションペンを起用しました。
むしろ携帯性にすぐれ、どこにでも持っていけるというメリットに着目すべきです。

キャミアップには、もともと、びっしりと文字を書きこむつもりはありません。
たった1枚の図、たった1行のキャッチコピー、たった数行のヘッドラインが描いたり、書いたりできればよいのです。
そうなると、A6判で十分!
ただし1冊ではなく、何冊もまとめ買いし、至る所に

「撒いておく」

ことが重要なのです。

北宋の欧陽修が残した言葉に、

「三上」

があります。
これは、良い考えの生まれやすい状況のことであり、馬上、枕上、厠上の総称です。
それぞれ、

「乗り物に乗っている時」
「布団で寝ている時」
「トイレで座っている時」

を示す言葉です。

クルマに乗っているときに、キャミアップでメモを撮るのはさすがに交通安全上まずいですが、布団やトイレ、さらには、入浴中に浮かんだアイディアは、キャミアップに記録しておくのがベストではないかと思います。

今後は、

① ホワイトボードであれ
② 電子機器であれ
③ キャミアップであれ

情報記録装置がいたるところに遍在し(「偏在」じゃあありません。念のためm(_ _)m)、

「いつでも、どこでも、思いのままに」

情報を記録できる環境を整備することが重要です。

ちなみに、情報偏在化については、野口悠紀雄教授

『超・整理法』

にたくさんのアイディアが出ています(私の人生の参考書)。

現に、私はMacBook Airを3台購入し、

① 枕元
② ダイニング
③ バッグ

の3か所に

「遍在」

させています。

電子機器を遍在させるなら、アナログ・ツールも遍在させてしかるべきなのです。

Evernoteのおかげで、テキストデータ、音声データのメモ、気になるURLの保存はずいぶんと楽になりました。
キャミアップのおかげで、手書きの図・チャートの保存も進歩しました。

キャミアップにあと1つお願いがあるとすれば、iPhoneから直接、Facebookに投稿する仕組みをプラスしていただきたいという点でしょうか。

いずれにしても、本当に便利な時代になりました。
ありがたいことですね。