昨夜は予定通り、来年度中小企業診断士受験にトライする方々との親睦会に出席し、遅くに帰宅しました。

親睦会に出席する前に、Twitterで

「中小企業診断士受験に初めて挑戦される方へ。1次試験はどれだけ「時間」をかけたかがモノをいう試験。時間を捻出し、「記憶」として脳に知識を定着させる以外に道はない。「たいへんだ」「面倒」ではなく、このことをしっかりと受け止め、日々の生活における受験勉強の優先順位を高めていただきたい。」(140字)http://twitter.com/#!/MakotoTakenaga

とつぶやき、Facebookでは、

「今夜は、来年度中小企業診断士を勉強する方々との懇親会に参加します。
私の申し上げたいことはただ1つ。「時間」を捻出し、どっぷりと浸かっていただきたい…ただそれだけです。ただそれだけをお伝えに行ってこようと思います。」

と予告いたしました。
その後、Facebookには「現・受験生」「元・受験生=現役の診断士の皆さん」から「いかにどっぷりと浸かって勉強したか」を裏付けるコメントをいくつも頂き、お陰様で翌日7:00の時点で70人の方から「いいね!」ボタンを置いて頂きました。 受験した方、合格した方には、

予告通り、昨日は、ビアジョッキ片手に

「相当な時間を捻出しないと合格は難しい。今考えている学習計画の総時間数の1.5倍位捻出できる方法を考えてください。増加した0.5倍が2次用の時間です」

「冠婚葬祭全部出て、飲み会にも顔をだして、忘年会やって、ゴルフやレジャーを楽しんで、昼休みは同僚とご飯食べる…では、何の工夫もないよね。私だったら全部カットします。事実していたし。常識通りの勉強で合格できれば苦労はしません。人と違う努力をしてください。それが差別化だし、時間捻出のイノベーションでしょう」

「土日は5時間? 全然足りませんよ。朝起きた瞬間から寝床でテキスト開いて、朝ごはん食べながら問題解いて。お行儀は悪いですけどね。サザエさんが終わって、大河ドラマが終わって、情熱大陸だかウルウンだかが終わるまでずっと勉強! それを1年間続ける…というくらいの気持ちが大切。実際には、予定通り行かないと思うのですが、それでも、最初はその覚悟が必要。5時間やろう…でスタートしたら3時間くらいしかできませんよ。それじゃ平日と大差なくなってしまいますもの」 

「平均的な学習時間とか平均的な方法など知る必要も調べる必要もありません。とにかく、ご自身で可能な限りの学習時間を確保し、すべての時間を診断士受験に費やしてください。いつやるか?…じゃなくて、四六時中やりませんか?」

「50メートルプールを潜水するとしたら、潜っているときはただ、ゴールに到達するためのことしか考えないでしょう。で、50メートル泳ぎ切ったとき、初めて浮上し、ぷはーっと呼吸をする。それが8月の第1週=つまり、本試験当日です。そんな感じ。そんな感じにどっぷりと浸かってください、受験勉強に」

といった話で終始。
現に私は受験中は可能な限り最大限の努力を払うことをモットーに置き、親友の結婚式を含め、冠婚葬祭もすべて欠席で通しました。
会社には公然と診断士の受験をすることを宣言し、自らの心理的逃げ道・精神的退路を塞ぎましたので…。

ニコニコしながら、ビール片手に、平然と無理難題をふっかける私の言葉が止まるたびに、場が静かになってしまうこともしばしばありました。

でも、

「私のミッションはみなさんと楽しく飲むことではなく、皆さんを合格させることですからね」

帰り際に、

「竹永さん、要は覚悟の問題ですよね」

といってくださった参加者に

「そのとおり。やる気だ、モチベーションの維持だ、方法論だ…の前に、スタート時点で本気でこの試験をストレート合格するために他の物を捨てられる『選択と集中』の覚悟があるかどうか。おっしゃるとおり、要は覚悟の問題ですよ」

と話しながら帰って来ました。

特に1次試験は自分との戦い。6割とれば誰でも合格できます。他人は関係ありません。
理論的には、指導に携わるすべての受験生合格していただくこともできるわけです。

くどいようですが、そのためには「時間の確保」、そしてそのための「覚悟」が最も大切なのです。

というわけで、初志貫徹
甘いことは一言も申し上げずに帰って来ました。

これでいいのか。

これでいいのだ。