特に私が占わなくても、やがて登場するであろうビジネス特化型SNS。
北米にはすでにLinkedInという名前のビジネス特化型SNSが存在します。
Wikipediaで引いてみましょう。
ーーーーーーーーー
LinkedIn(リンクトイン)は、2003年5月にサービスを開始したソーシャル・ネットワーキング・サービス、及び、同サービスを提供するアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカの企業。ビジネスに特化したサービスを特徴としており、2011年3月現在の登録ユーザーは全世界で1億人を超える。
概要
利用者の履歴書情報を中心とし、サービスの中で求人や商談を行ったり、専門家とコンタクトを取ることができる。
2007年9月には、デジタルガレージから、日本向けローカライズ・日本語対応に向けてLinkedInとの協力に基本合意したことが発表されたが、現時点で日本向けローカライズ・日本語対応は実現していない。
ーーーーーーーーーーー
産業別組合の発達した国家では、「転職」のためのしくみとしてLinkedInにようなSNSが発達したのかもしれません。
北米の知識人はこのLinkedInを使っている方が多いようです(普及率等、詳しい情報は不明。すみません)
いよいよデビューしたGoogle+も残念ながらミクシーの延長上のようなしくみだといいます。
私も大学の先輩から紹介していただき、申請の権利は持っているのですが、Picasaとの連携をいきなり求めてきますし、個人のGメールのアドレスを使うことが前提となっており(会社のアドレスで登録しようとしたら、はねられました。GoogleAPP使っているんですけどねえ。うちの会社は)、結局、躊躇したままで終わっています。
数年先に、ビジネス特化型のSNSが出てくるのを待つしかないかな…と現在は考えています。
私の求める機能は、
① 実名の遵守
② 経歴・職歴の公開
③ ②に対する顧客(実名または場合によっては匿名の個人名・法人名)の評価の公開
④ ②に対するビジネス・パートナー(実名の個人名・法人名)の評価の公開
⑤ ②③④から割り出されるスコア
⑥ MicrosoftOfficeで作成したファイルやPDFファイルの自由なUpload
⑦ 静止画のみならず、長時間動画・音声データの簡単なUpload
⑧ 携帯電話、スマートフォン、パソコン等端末を選ばない柔軟性
です。
①②③④は必須条件 笑
Amazonの書評のように、
Yahoo Auctionの取引実績のように、
Facebookの「いいね!」数のように、
Twitterのフォロワー数のように、
…その人物の「見える化」が図れるようなしくみがあったらおもしろいと思います。
このビジネス特化型SNSが普及したら、
「信用第一」
という言葉がおそろしく重みを持ちます。
以前にも使ったことのある言葉
「人材の完全市場化」
が実現するからです。
「こっちのお客さんはまあいいか。大口がとれそうだし、そっちに注力!」
といった
「真摯ではない行為」
「紳士的ではない行動」
が、道徳的に…ではなく、現実的に許されなくなります。
「お客様は資産です」
「お客様は神様です」
が、すべてのビジネス・パーソン、ひいては営利企業にとって現実のものとなります。
精神論ではなくなります。
⑤のスコアには賛否両論があると思います。
若い方やキャリアの浅い方に不利である等…
でも、企業の場合も、小さい新興ベンチャー企業と古参・老舗の大企業が同一市場で戦いますから、心配はいらないかと思います。
「これまでの実績」「現在の実力」だけではなく「将来性」「成長性」「割安感」等がスコア化されれば、
「若いけど、彼を抜擢してみるか。さっそく、『友達申請』だ!」
となるのではないかと思います。
⑥は現在のFacebookがまったくもって苦手な点です。でも、ビジネス目的となれば、これらの情報のUploadは大前提になります。
⑦については特に音声DataのUploadは現在のFacebookの苦手な点です。今時、誰もが高性能録音機、つまり、携帯電話を持って歩く時代。
自分のアイディアをつぶやいたら、即、Uploadできる機能がほしいものです。
このあたり、次々回の雑談サロンで扱ってみたいテーマです(次回は「自炊」ですので)。
皆さんは、どんなSNSの将来像を期待されるのか? 予想されているのか?
私自身も、もう少し整理しておこうかな…と思います。