先日、早大大学院・木村達也教授の研究室で見かけた1冊がこれ。

『マネジメント・テキスト マーケティング入門』(小川孔輔著 日本経済新聞出版社)

例の「まぐろの解体ショー」(本の裁断)の話の際に、ずっと先生と私の間に置かれていたのがこの分厚い本書でした。

先日、法政大学大学院の並木雄二教授とお会いした際にも、Beerを片手に最初に盛り上がったのは、同書の話。

「竹永さん。この本はいいよ。今までのマーケティングの基本書とは全然違う。日本企業の事例がほとんどでとても読みやすい」

なるほど、確かに日本人が日本企業を題材に書いたマーケティング入門書の決定版ではないかと思います。
10年かけて書かれた500頁を超える力作です。
中小企業白書そっちのけで、読んでいます笑 もっと早く読めばよかったと後悔。 ステファン・ロビンスも後回しm(_ _)m

明日の日経ビジネススクールでも紹介する予定。

コトラー先生の本に強力なライバルが登場ですねえ。

『マーケティング原理』(コトラー)が旧約聖書なら、『マーケティング入門』(小川)は新約聖書という位置づけになるのではないかとまたまた大予想。